鳥肌～GPF2009 SP

グランプリ・ファイナル　男女共にSP首！！

しかも私の大好きな高橋大輔とミキティが！！

久々に高橋の演技を見て、ゾクゾクッと鳥肌が立ちました。
前に彼の演技を見てこんな気分になったのは、世界最高得点264.41を叩き出した2シーズン前の四大陸か。

今季は怪我からの復帰戦ということもあり、グランプリシリーズの緒戦は

「まだ本領発揮できてないなー。オリンピック大丈夫かなー。でも、全日本までには持ち直すかなー。」

って感じだったのだけど、ファイナルに照準を合わせて見事に滑り込んできましたね。
しかも男子は上位4名がパーソナルベストを更新するという、ハイレベルな闘いの中でのSP首位！！
素晴らしい。

「怪我をして1シーズン棒に振ったけど、怪我をする前よりもレベルアップした」

と言っていましたが、本当にその通りです。

以前私は、

「高橋はスケーティング・スキルでは小塚に比べると見劣りする」

と書いたと思いますが、きついリハビリを続けることで柔軟性が増し、本来持っているスピードがある分、今は小塚君を上回っているかも。
大会を経るごとに1つずつ課題を解決して、確実に成長している様子が傍目にもはっきりと分かるし、こりゃホントに、オリンピックフィギュア男子初のメダルが見えてきたかも。

可能ならば一番高いところに上り詰めて欲しいものです。


織田君は、確かにノーミスの演技で良かったのだけど、高橋・ライザチェックに比べるとスピードが全然なかったように思う。
技の1つ1つが丁寧な分、勢いというか、スピード感に欠けたところが、上位2人との点差に繋がったのかなあ、という気がしました。

彼の持ち味は思わず笑顔になってしまうコミカルな演技なので、フリーのチャップリンに期待したいところ。
もちろん、高橋も！！
2人の出来によっては、日本勢ワン・ツーフィニッシュもいけるんでないかと。

女子はまあ……。
ミキティが首位に立ったのは嬉しいけど、キム・ヨナは大きなミスを犯してるからなあ。。。
男子の超ハイレベルな争いを見た後だったので、若干感動も薄めでした。
こちらもミキティ、キム・ヨナ共に明日のフリーに期待したいと思います。