全日本フィギュアを終えて……
全日本フィギアを終えて、全体の感想など雑感を……。
五輪の代表選手については世の中的にも半数以上の方が納得、という感じですが、世界選手権の代表について、異論反論紛糾してますね。
私も、五輪シーズンで価値の下がる世界選手権の目的は、翌シーズンの出場枠の確保と、引退する選手が花道を作るチャンス、だと思ってたので、この選考内容は疑問でした。
枠の確保は、小塚・織田・無良でも十分可能だし、織田はまだ世界選手権でのメダル経験はないので、最後にメダル獲得のチャンスを与えるという選択肢はあったと思います。
例え五輪シーズンで価値が下がってると言ってもメダルはメダル。
5年・10年経てばそんなことは関係なく、彼の今後のスケート人生（プロスケーター・コーチ）にも大きなアドバンテージをもたらすと言えます。
が、今季の世界選手権の選考基準を見てみたら、納得せざるを得ませんでした。
①全日本選手権優勝者
②全日本2位・3位、GPF最上位入賞者
③②から漏れた選手と全日本4～6位、SB・WRのTOP3
①②の基準は、五輪と全く一緒だったのですよ！
なので、五輪と同じく①羽生、②町田となり、③で小塚と織田・高橋・無良の比較になるのですが、世界選手権のこと“だけ”を考えるなら、やはりこうなるのかな、と。
とは言え、この基準を最大限拡大解釈すれば、②で小塚を選び、③で高橋・町田・織田・無良の中から織田を選ぶという選択肢もあったわけで、「日本開催だからなのか？興行的な理由か？」というモヤモヤ感は残るのですが。
けどチケットはほぼ売り切れていて、高橋が出ない場合そのチケットが大量にヤフオク等に出回る可能性はあるけど、それは誰か買うだろうし、当日空席が目立ってガラガラ……ということはないんじゃないかと思います。
むしろ、視聴率だろう！
そんなもののために選手の努力を犠牲にするなよ！
○羽生フィーバー来る！笑
昨シーズンは大ちゃんファン（ここは敢えて“大ちゃん”と呼びたいｗ）の羽生バッシングが酷かった。
けど、一部の盲目的なミーハーファンを除いて、高橋が好きな人は羽生も好きだと思うんだよね。
昨季は、高橋に対してあからさまに敵対心むき出しな感じやビッグマウスが反感を買ってた部分も多かったけど、今季は強気発言をオブラートにくるむ術を覚え、演技・実績共にビッグマウスに追い付いてきた。
私も昨季は“高橋を脅かす存在”として、その才能には脱帽しつつもちょっとムカって感じもあったけど、今季はかなりやられました。
「高橋が好きな人は町田も好きですね」と書いてある記事もあったけど、私から見れば高橋と町田はタイプが全く違う。
何故なら町田は“左脳で滑っている”から。
小説や映画から受けた感動を、一回右脳から左脳に変換して、「ここはこういう感情を表現したいから、この表情で、仕草で……」と考え、それをまた右脳に戻して表現してるイメージ。
それはそれで凄い才能だし、メッチャ頭いいんだろうな、と思うけど、高橋や羽生みたいに、感情の赴くままに滑る、という感じではない。
個人的な極めつけはエキシビジョンで歌い始めた時。
（彼はボーカル入りの曲はいつも歌いながら滑る）
歌詞に合わせてパッとほころんだ笑顔がメッチャ可愛かったんだよねー（笑）。
また彼のファンは十代も多いようで、今後のフィギア人気継続のためには非常に喜ばしいことです。（Twitter等の言葉遣いから推察）
確かにおばちゃん世代にとって「高橋か羽生か」ってのはほぼ好みの問題だけど、女子高生から見たら高橋はもうおっさんだよな、と。
○鈴木明子のメダルの可能性
あんま男子ばっかもあれなので（笑）、最後に女子のお話。
全日本フィギアの女子を見て私が思ったこと。
ここにきて、鈴木明子金獲る可能性出てきた！！
理由はまず第一にロシア開催であること。
北米開催ではないので、特定の選手（主に金妍児）に偏った点数が出るとは考えにくく、仮に金妍児が評価される傾向があったとしたら、鈴木の方が浅田よりもタイプとしては金妍児に近いので、点が出やすい可能性がある。
そして、金妍児は全盛期ほどのスピードやスケーティング・スキルはもはやない、と見た。
ただ、鈴木が全日本と同等、もしくはそれ以上の演技をしないと厳しい。
トリノでも神演技で全日本1位になった村主が、五輪4位に沈んでしまったけど、オリンピックにもう一度ピークを合わせられれば、金メダルも夢ではないと思います。
ソチで高橋か羽生がメダルを獲ったら、４年前と同様にスポーツ紙を買い占める予定です。
○世界選手権の代表について
五輪の代表選手については世の中的にも半数以上の方が納得、という感じですが、世界選手権の代表について、異論反論紛糾してますね。
私も、五輪シーズンで価値の下がる世界選手権の目的は、翌シーズンの出場枠の確保と、引退する選手が花道を作るチャンス、だと思ってたので、この選考内容は疑問でした。
枠の確保は、小塚・織田・無良でも十分可能だし、織田はまだ世界選手権でのメダル経験はないので、最後にメダル獲得のチャンスを与えるという選択肢はあったと思います。
例え五輪シーズンで価値が下がってると言ってもメダルはメダル。
5年・10年経てばそんなことは関係なく、彼の今後のスケート人生（プロスケーター・コーチ）にも大きなアドバンテージをもたらすと言えます。
が、今季の世界選手権の選考基準を見てみたら、納得せざるを得ませんでした。
①全日本選手権優勝者
②全日本2位・3位、GPF最上位入賞者
③②から漏れた選手と全日本4～6位、SB・WRのTOP3
①②の基準は、五輪と全く一緒だったのですよ！
なので、五輪と同じく①羽生、②町田となり、③で小塚と織田・高橋・無良の比較になるのですが、世界選手権のこと“だけ”を考えるなら、やはりこうなるのかな、と。
とは言え、この基準を最大限拡大解釈すれば、②で小塚を選び、③で高橋・町田・織田・無良の中から織田を選ぶという選択肢もあったわけで、「日本開催だからなのか？興行的な理由か？」というモヤモヤ感は残るのですが。
けどチケットはほぼ売り切れていて、高橋が出ない場合そのチケットが大量にヤフオク等に出回る可能性はあるけど、それは誰か買うだろうし、当日空席が目立ってガラガラ……ということはないんじゃないかと思います。
むしろ、視聴率だろう！
そんなもののために選手の努力を犠牲にするなよ！
○羽生フィーバー来る！笑
昨シーズンは大ちゃんファン（ここは敢えて“大ちゃん”と呼びたいｗ）の羽生バッシングが酷かった。
けど、一部の盲目的なミーハーファンを除いて、高橋が好きな人は羽生も好きだと思うんだよね。
昨季は、高橋に対してあからさまに敵対心むき出しな感じやビッグマウスが反感を買ってた部分も多かったけど、今季は強気発言をオブラートにくるむ術を覚え、演技・実績共にビッグマウスに追い付いてきた。
私も昨季は“高橋を脅かす存在”として、その才能には脱帽しつつもちょっとムカって感じもあったけど、今季はかなりやられました。
「高橋が好きな人は町田も好きですね」と書いてある記事もあったけど、私から見れば高橋と町田はタイプが全く違う。
何故なら町田は“左脳で滑っている”から。
小説や映画から受けた感動を、一回右脳から左脳に変換して、「ここはこういう感情を表現したいから、この表情で、仕草で……」と考え、それをまた右脳に戻して表現してるイメージ。
それはそれで凄い才能だし、メッチャ頭いいんだろうな、と思うけど、高橋や羽生みたいに、感情の赴くままに滑る、という感じではない。
個人的な極めつけはエキシビジョンで歌い始めた時。
（彼はボーカル入りの曲はいつも歌いながら滑る）
歌詞に合わせてパッとほころんだ笑顔がメッチャ可愛かったんだよねー（笑）。
また彼のファンは十代も多いようで、今後のフィギア人気継続のためには非常に喜ばしいことです。（Twitter等の言葉遣いから推察）
確かにおばちゃん世代にとって「高橋か羽生か」ってのはほぼ好みの問題だけど、女子高生から見たら高橋はもうおっさんだよな、と。
○鈴木明子のメダルの可能性
あんま男子ばっかもあれなので（笑）、最後に女子のお話。
全日本フィギアの女子を見て私が思ったこと。
ここにきて、鈴木明子金獲る可能性出てきた！！
理由はまず第一にロシア開催であること。
北米開催ではないので、特定の選手（主に金妍児）に偏った点数が出るとは考えにくく、仮に金妍児が評価される傾向があったとしたら、鈴木の方が浅田よりもタイプとしては金妍児に近いので、点が出やすい可能性がある。
そして、金妍児は全盛期ほどのスピードやスケーティング・スキルはもはやない、と見た。
ただ、鈴木が全日本と同等、もしくはそれ以上の演技をしないと厳しい。
トリノでも神演技で全日本1位になった村主が、五輪4位に沈んでしまったけど、オリンピックにもう一度ピークを合わせられれば、金メダルも夢ではないと思います。
ソチで高橋か羽生がメダルを獲ったら、４年前と同様にスポーツ紙を買い占める予定です。
※2019年9月3日追記：買い占めましたｗ
鈴木明子は、五輪本番では調子を崩してしまい、全日本のような演技は見られませんでした……。
というか、日本人女子全員調子悪かったのは、やはりアルメニア（だっけか？）のリンクのせいなのか。
