Fleur de Noir

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2006NHK杯☆男女共に表彰台独占!!!

いや、すごいことですよ!これ。
いくら地元大会とはいえ、やせても枯れてもグランプリシリーズの1戦。
そもそも今までの日本には、表彰台を独占しようにも世界のトップを狙えるスケーターが3人もいなかったわけだし(爆)。


村主章枝荒川静香恩田美栄に続き、安藤美姫浅田真央、中野由加里と、一昨年あたりから有望株が続々と!!

男子も少し前までは、本多武史が1人で頑張っていましたが、今や高橋大輔織田信成のトップクラスが2人いて、更に今年からシニアに参戦して、今大会3位に入った小塚崇彦も加わりました。
小塚君は上の2人にはまだまだ及ばないけど、フリーの演技では非常にエッジが氷に乗って、スピードに乗って滑っている印象だったので、今後に期待大☆ですね。

以前トリノ五輪金メダルの荒川静香選手が、

「海外の有力選手はみんな、オリンピックの翌シーズンは体を休める。日本人は真面目でそういうことをしないから、今期は期待できる」

というようなことを言っていたそうですが。

確かにプルシェンコスルツカヤもいなくて、有力選手が減って戦いやすくはなってるだろうけど、浅田真央の合計得点、199.56という点数は、新採点方式になってから、スルツカヤを抜いて歴代1位なわけだし。
高橋と織田も240点を超えてるので、充分世界に誇れる表彰台だったと思います☆
ジャンプやスピン以外(ステップとかスパイラルとか)で拍手をもらえる選手が増えてきたのも、嬉しい限りです。

何より、いくら有力選手がいないとはいえ、グランプリシリーズを勝ち抜いた上位6人しか出場できないグランプリファイナルに、女子は半数の3人が、男子も2人出場できるというのは、すごいことです。
こうなると、敢えて地元大会を避けて、アメリカ大会とフランス大会に出場した安藤美姫の選択は正しかったなーと思うのです。何しろ、国内の方が競争が熾烈なんですから。

それにしても……。
世の中空前の浅田真央ブームですが、皆様どう思われますか?
私、あのコは今がピークだと思うんだよね~。
4年後のバンクーバーまで、というか、大人の女になるまで、あのモチベーションとレベルを持続できるのか……。
なんたって、体形がまだまだ子供ですから、これから胸が大きくなったり、ウエストが括れてきたりした時に、体のバランスが保てるか心配です。

そして、いくらなんでもカルメンはまだ早いんじゃないかと思ってみたり。

2020年8月7日追記

当時、私はミキティ派だったので、結構真央ちゃんをディスっていますね……。

浅田真央の技のピークはやはりこの頃だったかな。

けれど、この後あんな風に進化していくとは全く想像していませんでした。