【映画】大奥～男女逆転～
とりあえず漫画の原作としては及第点といったところ。
とゆーか、原作のイメージにはかなり気を遣っている模様。
漫画を読む時って、大体の人は頭の中で登場人物が喋ると思うんだけど。
その声色とかセリフのイントネーションが、（少なくとも私の中では）映画のそれとほとんど違和感がなかった。
二宮は、原作のイメージとは大分違う印象を私は受けたんだけど、見事演技力でカバー。
原作にはない、新しい水野像を作り上げた感じでこれはこれで良し。
ただ、原作にないシーンが追加されてる意図が全く読めず……。
原作では鶴岡って死なないよね？
インタビューで「死ぬ」と書いてあって、え！？と思ってたんだけど。
そして気になるのが、間部詮房役が無駄に菊川怜なこと！！
しかもイメージぴったり（笑）
吉宗就任後、初日にクビになる役なのに！
ワンシーンしか出ないのに……。
まさか、続編やる時に「家光・有功編」も「綱吉・右衛門佐編」もすっ飛ばして、
「江島生島事件」に行く気じゃないだろうな。
どちらにしろ、続編がないことを強く希望するものであるが……。
あれは、「水野・吉宗編」だから2時間の映画の枠の中に収まるのだよ。
しかし「大奥」が予想外に良かったことで、私の中では「パラキス」の完成度に更に暗雲が立ち込めるのはどうしたことか（笑）。
矢沢あいの漫画の映画化も全部見たけど、良かったの1コもないもんなあ……。
「NANA」なんて、コマ割りが漫画そのままなのに科白回しが微妙過ぎて、もの凄いギャップ感じちゃったし。
これも見るか迷うとこだけど、でも見に行っちゃうんだろうなあ。
逆にTVまで待ったら絶対見ないな。
※2019年10月14日追記
その後、続編も制作されたけど、まさか家光編を連ドラで、そして綱吉編を映画でやるとは思わなかった！
そして、堺雅人が有功と右衛門左の一人二役という（原作では容姿が似ているという設定……）。
パラキスは結局見に行かなかったし、怖くてDVDでも見てない……。
