【劇評】夏の夜の夢
新国立劇場
「夏の夜の夢」
を、見に行ってきました~\(^o^)/
今回はなんと、シェイクスピア!
実は私、シェイクスピアって苦手な芝居の分野だったり。
確かに人間の真髄を突く、凄い芝居だと思うけどさ。
科白は長いし、やたらと形容詞がたくさんついてるし、そもそも意味が良くわかんないし、とにかく難解C= ( ̄ー ̄;;)
ですが、今日、生まれて初めてシェイクスピアの喜劇を見て、声を立てて笑いました☆
きっと、ウェストエンドでイギリス人が見るシェイクスピアの舞台の客席ってこんな感じなんだろうな~って思った。
会場全体があたたかい笑い声に包まれておりました。
蜷川演出のシェイクスピアも何本か見たけど、彼の解釈は、これがまた難しくてね……。
本場では評価されてるのかも知れないけど、私らのような般ピーに、シェイクスピア悲劇の真価を伝える舞台じゃないのよ(´Д`;)
その点今日の舞台は、とっても分かりやすかったのが何より良かったです☆
科白はほとんど原文のままだと思うんだけど、役者一人ひとりが、科白の一言一句を自分のものにして、所々に独自の演出やアドリブが加えられていて。
はっきり言って、シェイクスピアで眠気と闘わなかったのは、初めてです(爆)。
やはり、RSCからお招きした演出家さんは、素晴らしいですね♪
それにしても……。
久々に見る細見さんの見目麗しいお姿(〃∇〃)
トロけるような笑顔にはますます磨きがかかって、一時期「痩せ過ぎでは!?」と思われるほどにこけていた頬にも、適度に肉がつき(笑)、余りのカッコよさにうっとりと見とれてしまいました。
しかも今回の出演……、オーディションで、ライサンダー役を勝ち取ったとのこと。
今後の活躍がますます楽しみナリ。