Fleur de Noir

日々の思いの丈、映画、本、TV、もろもろ。

最近読んだ本・マンガ~その2~

最近はしばらくSNS漬けからも離脱して、読書モードに入っています。

というのも、今さら『ちはやふる』に手を出し、だいぶ深い沼にハマっていたから!!

ちはやふる コミック 1-39巻セット

ちはやふる コミック 1-39巻セット

 

題材が競技かるたで、古典はそこそこ好きだし、別に恋愛至上主義でもないので、ハマるだろうなあ……と思ってずっと手を出していなかったのだが……。

ついに手を出してしまい、まんまと沼に引きずり込まれました(笑)。

これは久々に大当たりのマンガでした!

最新刊以外は図書館とレンタルで読みましたが、全巻揃えたい……。

けど、今買っても家に置く場所がないので、新刊は買いつつ既刊はいずれ古本で大人買いしようと思います……。

何が素晴らしいって、サブキャラがしっかり描かれていることですね。

対戦相手のキャラのタイプが多種多様!で、作者の引き出しの多さにびっくりする。

そして主要キャラの一人である太一の当て馬感がハンパないのです。

イケメン、成績優秀、スポーツ万能、医者家系……と、普通の少女マンガなら完全にヒーロー設定の彼が持っていないもの・・・それは、運!!

あと、これはそのように描いてるからなのですが、(多分)ヒーローである新と比べるとフェロモンが足りない。。。

けど、主人公の千早と一番長い時間を積み重ねてきたのは新ではなく太一……。

一緒にいた時間じゃないことは分かる。

でもひたすらに太一が不憫……。

多分、姉・母目線で読んでいる20代後半以上の読者は、こっそりと太一を応援している人も多いのではないかと思う。

これだけ太一の不憫さを語っておいてなんですが、恋愛要素は限りなく少なく、これは少女マンガの皮を被ったスポ根少年マンガと言っても過言ではない。

題材は違うけど、津軽三味線の世界を描いた『ましろのおと』に全体のトーンは近いかもしれない。

ナラタージュ (角川文庫)

ナラタージュ (角川文庫)

 

以前、映画の感想を書いたが、さっそく原作を読んでみた。

最近は小説・マンガの実写化が多いが、原作を読むと改めて実写版の良し悪しが分かる。

ナラタージュ』は、実写化としては非常に素晴らしい出来だった。

原作に限りなく忠実で、しかし枠に収まりきらないサブキャラのエピソードは綺麗にカットし、また原作では社会人となり結婚を控えた主人公が、かつての恋を振り返る形式だがこちらもカット。

キャストも、葉山先生役の松潤は小説を読んでいる時のイメージは少し異なったが映画の中では違和感がなかったし、有村架純と坂口健太郎はぴったりだった。

しかし映画では描かれなかった、ラスト数ページの描写が実はこの作品の肝である。

肝であるが、これはない。

いや、小説としてはアリだが現実世界で想像したら哀しすぎる……。

ブクログのレビューを読むと賛否両論あるようだが、私は好きだ。

恋愛小説はあまり読まないのだけど、この作者の他の作品は読んでみたい。